八王子支部

支部紹介

八王子支部(はちしぶ)は中央大学多摩キャンパスを中心に東京西部多摩地区で活動している支部です。
はちしぶでは、毎月1~2回、土曜日の午前・午後に学習会を開催しています。
科目は、◎法学、◎憲法、◎刑法、◎民法1~5、◎民事訴訟法、◎刑事訴訟法、◎刑事政策、◎行政法、◎労働法、◎租税法、◎会社法などを開講しています。
講師陣は、さまざまの大学の法学部で教鞭をとられている先生方、中央大学法学部関連研究所研究員、中央大学法学部大学院ご出身の弁護士、中央大学通教インストラクター、中央大学法学部博士後期課程在籍者など、大学教授や若手研究者までバラエティに富んだ方々で構成された多彩な講師陣となっています。
また、本支部では伝統的に若手の研究者と通教生との切磋琢磨の場として、お互いが成長し合える空間を意識してきたことも特徴です。
そのような若手の先生方はわたしたちに目線を合わせ、とてもわかりやすく説明及び講義を進めてくださる先生も多々おり、講義の場における成長の場であると嬉しい言葉をくださる先生もいました。とくに本支部において、その存在意義を強く意識するところところでもあります。

学習会会場の一つである多摩キャンパスでは、図書館や学食、生協、コーヒーショップなど学内施設も利用できます。実際に通学しているような雰囲気を味わえるのも、八王子支部の魅力です。

イベント情報

活動名 定例学習会
日時 2024年05月18日(土)~2024年05月18日(土) 13:20 - 16:30
場所 パルテノン多摩 会議室5 または中央大学多摩キャンパス
科目 犯罪学
講師 秋山 千明先生(保護司、淑徳大学コミュニティ政策学部非常勤講師)
持ち物 六法、教科書、筆記用具、学生証、支部員のかたは支部員証
その他 【学習会テーマ】
 犯罪原因論の流れと、発達犯罪理論とライフコース理論について

【秋山先生よりコメント】
 八王子支部の学習会では、犯罪学は、初めてと伺いました。レポートの添削をしている際もテキストの丸写しで、本を全部読んでいるとは思えないのに、他の理論の単語だけ書いている方を見かけます。
 前半は私が藤本哲也先生から習った犯罪原因論の初期の理論から精神医学的・生物学的原因論、心理学的原因論、社会学的原因論を説明し、後半はレポート課題ので1つである発達犯罪理論とライフコース理論について講義したいと思います。

【学習会について】
 当はちしぶは予約制ではありません。当日直接学習会会場までお越しください。
 学習会会場はGW明けに決定となります。ご了承くださいませ。

【懇親会のご案内】
 学習会終了後、秋山先生もご参加いただき、懇親会を開催いたします。原則懇親会のみのご参加はお受け致しかねます。ご承知おきくださいませ。
 また懇親会への参加については、事前に当はちしぶまでご一報くださいませ。
活動名 定例学習会
日時 2024年06月15日(土)~2024年06月15日(土) 13:20 - 16:30
場所 中央大学多摩キャンパス
科目 租税法
持ち物 六法、教科書、筆記用具、学生証、支部員のかたは支部員証
その他 テーマ等決まり次第更新いたします。
活動名 定例学習会
日時 2024年07月13日(土)~2024年07月13日(土) 13:20 - 16:30
場所 中央大学多摩キャンパス
科目 刑法または刑事訴訟法
講師 吉田 有希先生(信州大学先鋭領域融合研究群社会基盤研究所 助教)
持ち物 六法、教科書、筆記用具、学生証、支部員のかたは支部員証
その他 テーマが決まり次第更新いたします。
活動名 定例学習会
日時 2024年07月27日(土)~2024年07月27日(土) 13:20 - 16:30
場所 中央大学多摩キャンパス
科目 民法または民事訴訟法
講師 石原 達也先生(弁護士、中大通教インストラクター)
持ち物 六法、教科書、筆記用具、学生証、支部員のかたは支部員証
その他 テーマ等決まり次第更新いたします。

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支部からのお知らせ

支部員募集と更新のお知らせ

☆2023年度支部員の募集と更新を行います。
☆支部員になり、年会費(7000円)をお支払いいただきますと、今年度の八王子支部学習会が以降、無料で受講できます。
☆受付は学習会当日に行います。
☆年度途中からの入会の方には割引を行っております。
☆遠方からお越しの方にも割引を行っております。
☆学習会は八王子支部員でなくても、他の支部からの方でも、また、いずれの支部に属していらっしゃらない方でも、どなたでも聴講ができます。
☆ぜひ、入会、更新をしてください! お待ちしています。

支部運営のお手伝いを募集しています!

 八王子支部では、学習会を開催するための人手が不足しています。受付やレジュメのコピーなどお手伝いをしていただけるという方、よろしくお願いします!役員までお声かけください!

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活動報告

2024年3月9日(土)定例学習会の報告

今年度最後の学習会は午後から、
信州大学の吉田有希先生による、刑法総論分野の講義でした。
テーマとなった胎児性致死傷の論点は、論理的整合性の面で困難な歴史を辿っており、
法の欠缺を感じざるを得ない面がありました。
立法の役割とはなにか、大いに感じさせる講義だったと思います。

吉田先生は、ホワイトボードを多用される方ですので、
大きな黒板でのびのびと板書の講義を受けたいものです。

2024年1月20日(土) 定例学習会の報告

午前は、清水先生による民事執行・保全法の講義でした。
学習内容は「仮処分手続について」でしたが、
実務の内容だけでなく法律が分かれた経緯など歴史に関するお話もあり、
とても幅広い内容の講義となりました。

午後は行政法の「国家賠償法2条1項における瑕疵の意味」をテーマに、
様々な判例から検討させていただける内容の濃いお話でした。

飯田先生を中心に、囲むようなレイアウトで、参加者の意見を含め和やかな講義風景となりました。

2023年12月9日(土)定例学習会の報告

午前は川澄先生による刑事訴訟法。
伝聞法則はそもそも伝聞に当たらない非伝聞と捉えられるものと、
判断には微妙なものがあるが例外として伝聞と認められるというケースを
判例んぽ遠隔を交えながら考察させていただいた機会でした。
伝聞法則は論理的思考を大いに鍛えられるような気がします。
また、余談として伺った米国捜査機関の他国への捜査時刻への捜査協力に関する主権の認識の違いはおどろきでした。

午後は武田先生による憲法、25条の射程を歴史的遠隔的な話から社会保障法学、
司法的立憲主義政治的立憲主義など国による憲法の立場、憲法解釈の立場まで幅広く考察させていただいた講義でした。
個人的にはGHQの草案に「社会保障を設けなければならない」というものが入っていたことが意外でした。

2023年11月18日(土)定例学習会の報告

午前は、いつも家族・相続法でお世話になっている、石原先生による民事訴訟法の講義でした。
実務家でもある石原先生は、比較的難しいとも言われる民事訴訟法を、民法との関係や刑法との比較など、
当初は事例的な件から、弁論主義の原則を事例と実務的な面から仮設いただき、
裁判の場の理に適った概念がよく理解できた内容でした。

午後はうって変わり、労働法、今回は集団的労働法を東島先生がいつものように判例の解説をわかりやすく説明くださいました。
ユニオンショップやチェックオフなど労働組合に関する事例が中心となりましたが最高裁の判断がシンプルだったことが印象に残りました。

石原先生による民事訴訟法の講義は法廷の場をよくイメージさせてくれる内容でした。

東島先生による集団的労働法講義は社会人中心である私たちにもイメージしやすいテーマでもあり、
参加者の勤務する会社の状況などについてもよく質問していただき、臨場感を感じられました。

2023年10月21日(土)定例学習会の報告

清水先生による、民事執行・保全法の講義は、不動産の強制競売手続き。
手続きの内容であり、参加者の中にも関連実務経験者もおり、
極めて実務的な印象を受ける講義となりました。
教室はいつもとは異なり、多摩キャンパス6号館、旧法学部棟においての講義でしたので、
かつての夏季スクーリングのひとときが思い出されました。

東洋大学 教授 清水宏先生

2023年10月14日(土)定例学習会の報告

信州大学の若手研究者であられる、吉田先生は刑事訴訟法がご専門ということでしたが、
今回の講義は刑法総論の不真正不作為の論点を講義いただきました。
歯切れよい説明が印象的でした。
初学者向けに、レポートに取り組む上で注意点などにも最後に時間をとってくださいました。

八王子キャンパスにおける講義となりました。

2023年9月16日(土)定例学習会の報告

午前は、石原先生による民法5 親族・相続の講義となりました。
石原先生は、こまめに質問の機会を与えてくださりながら、
的確なペースで講義を進めてくださったのが印象的でした。

午後は、行政法を、飯田先生から教示いただきました。
行政訴訟法を中心に、ポイントとなる判例の数々をたくさん解説いただいた内容でした。

午前、石原先生による民法講義。

午後、飯田先生による、行政訴訟法。

2023年8月19日(土)定例学習会の報告

午前中は、秋山先生による「刑事政策」、午後は川澄先生による「刑事訴訟法」と
1日を通し、刑事法関連の講義となりました。

2023年7月15日(土)午後 定例学習会の報告

午後は、少々履修のハードルが高いと噂される租税法でしたが、科目としては興味深く、取り組みがいのある分野だと感じます。
所得分類がテーマでしたが、実務のご経験を経て研究者の道を選ばれた、帝京大学法学部講師の吉田貴明先生のお話は、
「實地應用ノ素ヲ養フ」という中央大学のコンセプトにを意識させる内容だと感じます。

2023年7月15日(土)午前 定例学習会の報告

学習会ではお馴染み、現役の弁護士として活躍され、通教のインストラクターも務められる、
石原達也先生による、実親子関係と養親子関係をテーマに時事ネタに触れながらリラックスした講義内容でした。
科目としては、民法5 家族・親族 となります。
石原先生は質問しやすい空気を作ってくださり、双方向の学びを意識しておられるように感じます。

2023年6月17日(土)午後 定例学習会の報告

午後の労働法は桐蔭横浜大学法学部講師で中大通教のインストラクターも務められる、
東島日出夫先生による時間外労働義務について、それを拒否した場合の懲戒処分の妥当性でしたが、
さまざまな判例に沿って順序よく検討できた講義でした。
東島先生は、旧来よりお世話になっており、その講義のわかりやすさは、
参加されたことのある方々の中では定評があります。

2023年6月17日(土)午前 定例学習会の報告

本日、午前中は、中央大学の大学院にて公法分野の研究者として所属されている武田 朋起 先生による憲法の講義でした。
「議員の正統性と選挙権の意義」というテーマからは、議員辞職、除名要件、など、ニュースにて俄に世間を賑わせた話題に繋がり、
タイムリーかつ臨場感の感じられた講義となりました。

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支部の基本情報

八王子支部

入会・学習会参加方法 学習会は支部員でなくても、どなたでも参加できます。通教の支部は全国お互いに聴講することができ、開放的なつながりがあります。八王子支部の学習会や懇親会にもお気軽に参加してください。
ご質問等がございましたら、支部のメールアドレスまでご連絡下さい。
事前の申し込みや連絡の必要はありません。学習会に参加を希望される方は、はちしぶのイベント欄をご参照の上、学習会会場まで直接お越しください。皆さんのご参加をお待ちしております。
支部員年会費 ☆入会金=0円
☆年会費=7,000円:入会より2023年3月31日まで有効(途中入会割引あります)
支部連絡先(E-Mail) hachisibu@yahoo.co.jp
その他 聴講料は支部員は無料、非支部員は1講義につき1,000円となります。

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