在学生の声高橋 克嘉 さん

経験豊富であるがゆえに学んだことが腑に落ち、理解が深まるのは社会人ならではのアドバンテージです。社会人こそもっと法律を勉強すべきだと思います。

高橋  克嘉  さん
  • 入学:2017年4月(3年次編入学)
    卒業:2021年3月
    就学時:50歳代
    居住エリア:千葉県在住
    職業:会社員
    (2019年10月掲載)
    ※高橋さんの学習履歴は「履修モデルケース」に掲載しています。

中大通教で法律を学びたいと思われた動機を教えてください。

 仕事上の必要性からです。入学当時、自社商品販売員の育成をサポートする部署の責任者として研修に携わっていました。研修では、特にお客様との契約トラブルの防止に重点を置いており、より実効性のある研修プログラムを開発するためには、民法やその特別法をはじめ関連法規に関する知識の習得が不可欠と考えました。数ある大学のなかから中大通教を選んだ理由は、尊敬する上司や先輩の多くが中大OBであったためです。バランス感覚や論理的思考力に優れているだけでなく、人間的にも魅力ある人材を多数輩出してきた中大での学びを通じて、法律知識の習得と並行して人格を高めていきたいと強く思いました。

スクーリング単位はすべてオンデマンドスクーリングで修得されていらっしゃいますが、その魅力と活用方法を教えてください。

 オンデマンドスクーリングは、実際に行われた対面授業を収録したもので、インターネット環境さえあればいつでもどこでも視聴できるため、多忙な私にとって不可欠なツールです。中央大学、または中央大学法科大学院の教授による授業で、熱のこもった質の高い講義をあたかもその場で受けているような臨場感をもって体験することができます。その最大のメリットは、聞き逃したりメモを取り損ねたりした部分や一度では理解できない部分を何度でも再生し、繰り返し見直すことができる点です。私は、オンデマンドスクーリングを多用しており、オンデマンドスクーリングだけで卒業に必要なスクーリング単位をすでに修得しています。目的はスクーリング単位の修得だけではなく、レポート作成や科目試験対策にも大いに活用しています。

中大通教で得られたものは何ですか?

 「民法2(物権)」のレポート4課題中、2課題が不合格でした。その2課題とも、担当のインストラクターの先生は同じ先生で、かなり厳しいコメントとともに文章構成に関する詳細な指導内容が記された指導票が添付されて戻ってきました。そのときは、「参ったな、大変なインストラクターに当たってしまった!」と、不運を嘆いたものです。しかし、その指導票を読めば読むほど、自分のレポートがいかに自己流で内容が浅薄なものであったか、否が応でも認識させられました。そこで、指導票に従ってより深く調べ直したうえで再提出したところ、手厳しいコメントは相変わらずでしたが、なんとか合格点をいただくことができました。そして、その指導票の最後に「急がば回れです。頑張ってください」との記載があり、読み終えたと同時に涙が止めどなく溢れてきました。決して妥協を許さない厳しさのなかにも思いやりのある先生のコメントに、心から「中大通教を選んでよかった」と。こうした師弟関係が脈々と受け継がれていることが、多くの優れた人材を輩出している中大の強みであることを確信するとともに、その一端に触れることができたことを嬉しく思います。このエピソードを境に、何事にも手抜きをせず真摯に取り組むようになったと自負しています。

「働きながら学習を続けられるか...」不安を感じている方に向けてアドバイスをお願いします。

 通信教育で学ぶことの動機や目的は人それぞれだと思いますが、卒業という目標は共通のものだと思います。まさに私もその目標に向かって取り組んでいるところですが、仕事や個人的な事情のため計画通りに学習が進まないことは日常茶飯事です。また、体調不良により7か月間、学習に取り組むことができなかったこともあります。しかし、「なんとしても◯年以内に卒業しなければ」といった焦燥感・悲壮感は全くありません。なぜなら、入学年次に応じて10~12年の在籍が可能という通教ならではの利点があるからです。思うように単位を取ることができなかったり、不測の事態により学習が停滞したりしても、時間はたっぷりあるので、卒業の目標を下方修正(延期)すればよいだけのことです。また、レポートやスクーリング、科目試験に不安をお持ちの方も多いと思いますが、中大通教の学習システムは多忙な社会人の身になって構築されているので、心配は要りません。例えば、レポートが不合格となったとしても、インストラクターの先生の指導票に基づきテキストや関連図書を調べ直したうえで再提出すれば、合格の可能性は格段に高まります。スクーリングは、対面授業への出席が困難な方でも、オンデマンドスクーリングで通学することなく全スクーリング単位を充足することが可能ですし、科目試験は年に4回行われますから、マイペースで試験に向けた学習を進めることができるのです。

いま、どんなお気持ちで学ばれていますか?

 中大通教の学びを始めて2年余になりますが、学ぶことそれ自体が自らを内側から活性化してくれるものであることに気付きました。このため、新たな知識が得られることに喜びを感じつつ愉しく取り組むことができています。

入学前と比べ、ご自身の変化はありましたか?お仕事で通教の学びとのつながりを感じられることはございますか?

 22歳で大学を卒業して30年余経過した現在、この年になって「学び直し」をしていることが正解だったことを実感しています。法律に関しては初学者ですが、すでに社会で多くの経験を積んできた者にとっての学びは、若かりし頃の学生時代のそれとは「質」において大きな違いがあることに気付きました。それは、学んだことを具体的事象や経験に落とし込んで理解することができるという点であり、学生時代にはほとんど不可能だったことです。経験豊富であるがゆえに学んだことが腑に落ち、理解が深まるのは社会人の強みです。よって、社会人こそもっと勉強すべきです。私も当分は中大通教の学びに集中するものの、卒業後はさらなるハイレベルの学びにチャレンジしてみたいと思うようになりました。中大通教入学前の「勉強嫌いな私」から「学びに対して貪欲な私」への劇的な変化に、自分でも驚いています。

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