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RESTUDY

卒業生の声 中村 菜穂子さん


強い決意で子育てと学びを両立。
目標を持ち、諦めないで続けることの大切さを娘にも伝えていけるよう、努力したいです。

中村さん

入学:2024年4月(3年次編入学)
卒業:2026年3月
就学時:40歳代
居住エリア:神奈川県
(2026年5月掲載)

中大通教で学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

 私は、夫が弁護士として事務所を独立したのをきっかけに、法律事務所の事務員として勤めはじめました。日々多くの方と接する機会があり、業務の中では、法律を知っていることがトラブルに対処するために、そしてトラブルに巻き込まれないためにもとても重要であり、また、自身を守る強い味方になってくれることに気づかされることが数多くありました。私たちの暮らしは、日本国憲法をはじめ、多くの法律と関わっていること、日本国民であるならば、この国の法律を身近なものとして知っていることが大切であると考え、法律を学んでみたいと思いました。そして夫が中央大学法学部の卒業生でもあることから、中大通教で学ぼうと入学を決意いたしました。

レポート学習・スクーリング受講に取り組まれた感想を教えてください。

教科書

 初めてのレポートは、不合格でした。自信満々で提出したので、とても落ち込みました。しかし、すぐに気持ちを切り替え、先生のアドバイスを基に書き直しを開始しました。インストラクターの先生は、毎回、この部分は理解ができているが、ここが理解できていないので学習するように。といった形で的確に指導してくださり、レポートを書くたびに理解が深まっていったように感じます。初めて合格をいただけたときは本当に嬉しかったです。また、オンデマンドスクーリングは、自分のペースで講義を受けることができるのでとても良かったです。私は、教科書を読むだけでは理解が難しいと感じた科目については、オンデマンドスクーリングを積極的に活用していました。講義は、とてもわかりやすく、そして楽しかったです。単元ごとに細かくチャプターされているので、娘の習い事の待ち時間や、家事を終えた夜のちょっとした時間にも学習することができました。

レポートはどのくらいのペースで作成、提出していましたか?また、平均的な学習時間を教えてください。

 レポートは月に4通くらい書いて、最低でも2通は合格をすることを目標にしていました。平均学習時間は(娘が幼稚園・小学校の間は、休職すると決めているので)毎日平均5~6時間は確保していました。

中村さんは3年次編入学後、最短の2年間で卒業されていますが、スクーリングの受講科目や科目試験の日程など、スケジュールはどのように決めていましたか?

 絶対に最短の2年で卒業するぞ!と目標と計画を立てました。朝、娘が小学校に行った後、帰宅までの時間が私の勉強時間でした(平均5~6時間)。これだけ時間があれば何とかなるだろう。と考えていましたが、自身が思っていたよりも、法律を学ぶということは難しく、教科書を読んだだけではなかなか理解するのが難しいと感じた科目もありました。そんな科目に関しては(法学入門・憲法・刑法各論・行政法1、2・労働法集団、個別・刑事政策・犯罪学・租税法など)積極的にオンデマンドスクーリングを受講しました。まず、教科書を1度読み(さっぱりわからなくても、気にせず読み続けます)、自身が理解するのに難しいと感じたポイントに付箋をつけます。わからないところを頭で考えながらその後もう1度教科書を読んだ後、オンデマンド授業を受講。仕上げに授業後に再度教科書を読む、そしてレポートを書く。という感じで苦手な科目についてはレポートを仕上げました。必要通数レポートに合格しなければ科目試験の受験資格がありませんので、本当に日々レポート、レポートという生活でした。また、科目試験も年に4回と予め日程もわかっていたので、事前に家族の予定を調整しました。また、インフルエンザの流行時期である1月の科目試験前には、規則正しい生活を心がけ、インフルエンザ感染予防にも努めました。単位取得の為の科目試験を全力で受けられるようにと家族の協力と応援がありがたかったです。実際には、科目試験当日に家族の体調不良があり、ヒヤヒヤな場面もありましたが、今となっては良い思い出です。

プライベートと学習を両立させる上で、心掛けた事などありましたら教えてください。

 小学校低学年の娘とのおしゃべりタイム、家族みんなで過ごす時間を今まで通りに大切にしたかったので、自身の勉強は昼間、夫が仕事、娘が学校に行っている間に集中してするというルールを作りました。勉強に乗気でない日も、体調が今ひとつである日も、教科書は開こうと決めていました。なぜならば、明日が今この状態よりも万全であるかもわからないし、明日が今日よりもやる気に満ちるとは限らない、もう一生やる気が起きる日なんて来ないのかもしれない・・・。と思うようにしていたからです。毎日コツコツと勉強を進めていくことを心がけました。

本課程で学ばれている中で、最も困難であった事は何ですか?
その時のエピソードを聞かせてください。

 最も困難であったことは、いちばん最初に提出した刑法のレポートがなかなか合格しなかったことです。法律の解釈には、判例の他にも、いくつも学説があり、その1つ1つを理解するのが大変でした。レポートの課題を完成させるには、判例だけでなく、いくつもある学者の先生方の見解や条文をどのように解釈するのかが重要であり、その中で、自身はどの考えに立ってどのような結論を導くのか。初学者のうちは、各学説につき理解を深めることがとても難しかったです。教科書だけではなく、判例百選、レポートの課題下に記載のある参考書籍も読みました。最初のレポート学習で、法律学には算数の計算問題のように明確な答えが1つだけあるものではなく、どのように事案を捉え、考えるのかという法の解釈の仕方を学ぶことがとても重要であることを学びました。最初のレポートは5回くらい書いたように思います。レポート合格をいただけて科目試験に合格できた時は、達成感を感じることができましたが、そこまでの道のりは相当に険しかったです。

中大通教で体系的に法律を学んだことで、ご自身に変化はありましたか?また、お仕事で活かされた場面はありましたか?

 日常生活における些細なトラブルや問題について、起こった事実を冷静に受け止め、焦らず対処できるようになりました。また、レポートの数をこなしたおかげで、自身の伝えたいことを順序良く以前よりも相手にうまく伝えることができるようになったと感じます。

今後の夢や目標を教えてください。

 最初は法律を学ぶことに苦戦しましたが、今は法律を学ぶことを楽しく感じるようになりました。今まで以上に法をより深く学び、いずれ、法律を扱う仕事で社会復帰したいと考えています。また、何歳になっても挑戦することは遅くないという事。目標を持ち、あきらめないで続けることの大切さを娘にも伝えていけるように日々努力していきたいと思っています。

入学を検討している方にメッセージをお願いします。

 大人になってから、新しいことをはじめようとする1歩は、なかなかハードルが高いように感じます。でも、勇気を出して1歩踏み出すと、そこには新しい世界が待っていて、その世界の中に新たな挑戦を見つけることができるかも知れないし、知らなかった知識を得る喜びを感じることができると思います。中大通教には、スクーリングの先生方、レポート添削のインストラクターの先生方、その他、履修登録や科目試験等、わからないことを質問すると丁寧に回答をくださる職員の方、科目試験当日に大変お世話になった職員の方々、様々な方のサポートがあり、勉強する環境は抜群です。ぜひ、勇気を出して法律の世界に1歩踏み出してみてください。