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RESTUDY

卒業生の声 Y.M さん


卒業後、2025年度司法試験に合格。
人生を変える「きっかけ」がここにある、と今の私なら言えるかもしれません。

Y.Mさん

入学:2022年4月(3年次編入学)
卒業:2024年3月
就学時:20歳代
職業:学生
居住エリア:東京都在住
2024年 中央大学法科大学院 進学
(2025年12月掲載)

2025年 司法試験に合格

司法試験合格おめでとうございます!今率直に感じておられることを教えてください。

ありがとうございます!今はほっとした気持ちでいっぱいです。

本課程を卒業されてから司法試験合格まではどのような道のりでしたか。

 司法試験合格までは、雪山を登るような、そんな道のりに近かったと思います。足元が見えづらく、一歩踏み外したら転落してしまう道のりを、教授や学友、家族や友人といった方々に、時には支えられ、時には先導してもらい、気づいたら踏破していたという感想です。

中大通教で学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

 他大学と比較して、自分次第で最短卒業を目指せる環境がある点が、中大通教で学ぼうと思ったきっかけです。当初は他大学への入学を検討していたのですが、法律を体系的に学ぶことができ、かつ、最短で卒業できるのは中大通教だけでした。中大通教は、オンデマンド授業やスクーリングが充実しており、働きながらでも効率的に学習を進めることで、最短で学位取得を目指せる環境があります。

本課程で学ばれている中で、最も困難であった事は何ですか?
その時のエピソードを聞かせてください。

勉強道具等

勉強道具等

 科目試験対策が最も困難であったと思います。試験範囲が膨大であることが多く、働きながらの場合、いかに効率良く対策できるかが課題になるからです。すべての科目試験が大変だった印象ですが、その中でも特に4年次、11月の科目試験が印象に残っています。

 当時の私はロー(法科大学院)入試も終わり、あとは卒業要件を満たすのみという状況でした。卒業まで16単位ほど残っていたと記憶しています。1月試験まで卒業できるかわからないという状況は絶対に避けたかったので、受験科目のうち、必ず合格する科目とできれば合格したい科目に分け、少ない残り時間でやるべきこととして、前者は条文素読+基本書通読+まとめノート作成、後者は基本書の重要箇所の読み込みを行いました。これが功を奏し、2科目ほど落としたものの、11月試験で卒業要件を充足することができました。試験当日、絶対に落とせない科目の試験を受けているときの緊張感を未だに覚えています。

Y.Mさんは3年次編入学後、最短の2年で卒業されていますが、どのように学習を進めてこられたのか、具体的な工夫やポイントをお聞かせいただけますか?

 私の場合、入学と同時に最短で卒業するための計画を立て、それに基づきレポート課題、科目試験対策に奮闘していました。具体的な工夫としては、レポート課題は端的かつ出題趣旨に沿った内容になるよう心がけていました。最初の数科目は勝手がわからず、字数制限を超過したり、課題に直接関係ないことを冗長に記載していたため不合格となることが多かったです。

 しかし、なぜ不合格になったのかを分析し改善を試みたことで、その後はほとんど合格できた記憶です。敗因を分析し改善を試みたとて落ち続ける科目もあり得ます。そんなときでも卑屈にならず、指摘された点を素直に改善していくことがポイントなのかなと思います。(いろいろとわからなかったとしてもとりあえず出すということが重要かもしれません。)

レポート作成やスクーリング受講など本課程で学んだことで、変化したことや得た力があれば教えてください。

ポケット六法と勉強道具

ポケット六法と勉強道具

 素直な心?を得ることができたかもしれません。上記のとおり、多大な時間を費やしたレポートが不合格になったときや、インストラクターの方から愛のある厳しいお言葉をいただいたとき、科目試験に2回連続不合格となったときなど、「む!!!!」、と心穏やかでないことが少々ありましたが、その都度、猫の動画や宇宙の動画をみたり、人間の6割は水分なんだと思うことで、心を無にし、黙々と勉強していました。そのため、本過程を卒業する頃には素直な心を得ることができたのかなと思います。

在学中の自分に、卒業した今だからこそ伝えたい言葉はありますか?

やればできる、必ずできる。

入学を検討している方にメッセージをお願いします。

 ネットにある情報だけでは不安が尽きないと思います。実際、私も入学前は同じ気持ちでした。しかし、ここまで読んでいただけたということは、何か思うことがあるからと推察します。

 「人生を変える」、そんな大層なこと、私には言えません。ただ、人生を変える「きっかけ」がここにある、と今の私なら言えるかもしれません。最後になりますが、拙い文章をここまで読んでくださり誠にありがとうございました。この文章が皆様の一助になれば幸いです。