グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


RESTUDY

卒業生の声 脇中 聡 さん


知識はいつどこで役に立つかわかりません。中大通教で学んだことが今後の仕事や生活において、直接・間接に役に立つ日がきっとくると思います。

脇中 聡さん

入学:2023年4月(3年次編入学)
卒業:2025年3月
就学時:40歳代
職業:地方公務員
居住エリア:大阪府在住
(2025年4月掲載)

中大通教で法律を学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

 高校卒業後に入学した大学では経済学部に所属していました。当時はやりたいこと学びたいことがあって経済学部を選んだ訳ではなく、なんとなく選びました。大学卒業後、地方公務員として日々業務のなかで法律や条例と向きあう中で、もっと法律を知りたい、学びたいと感じるようになり、結果論ではありますが、法学部で学んでおけばよかったと感じました。以前から漠然と法学を学びたいと思っていました。中大通教のことを知ったきっかけは本当に偶然で、Yahoo!かスマートニュースのバナー広告に掲載されていたものを見て知りました。たまたま見た広告で、無理なく勉強できそうなことや、費用もそれほどかからずできること、また科目試験を大阪市内でも受験できることなどを知り、挑戦してみました。

レポート学習に取り組まれた感想を教えてください。

脇中さん

 科目・課題によっては、すぐに書きはじめることができるレポートもありましたが、書きはじめるまでに数時間かかるレポートもありました。また、刑法関係など、これまで学習したことがなかった科目については、論点がわからないまま提出してしまったレポートもありましたが、インストラクターの方が丁寧に指導してくださり、指導をもとに教科書で学習し直すことで、理解が深まりました。中大通教ではレポート学習が中心で、レポートの提出とインストラクターの方の添削によるフィードバックにより学習をすすめていきますが、レポート学習だけでは限界があると感じ、スクーリングと組み合わせた学習により、理解を深めていくことができました。

レポートはどのくらいのペースで作成、提出していましたか?また、平均的な学習時間を教えてください。

 3年次編入で、2年間で卒業することを目標にしていたため、科目試験の受験資格を得るために、レポートはどんどん進めました。仕事をしながらの学習のため、平日は1時間から2時間程度しか学習できませんでしたが、休日は午前・午後ともに自宅近くの図書館(自習室)で学習していました。レポートは平日には少しだけでも進めておくようにしました。少しでも手をつけておくことで、次に取り組むときに、スムーズに取りかかることができました。休日には1日に1通程度は進めるようにしていました。科目試験を受験するためには、所定の通数のレポートを提出・合格することが必要なため、まずはレポートに取り組みました。一方、レポート作成のための学習になってしまった面は否定できず、反省点でした。

受講したスクーリングの中で印象に残っている科目を教えてください。

 どの科目がということではないのですが、はじめて学習する科目や、様々な学説がある科目において、レポート学習での自主学習だけでは限界があり、スクーリングで講義を受講することで、体系的に理解することができることがありました。また、充実したレジュメや資料をご用意いただいており、講義の理解に有用でした。

スクーリングの受講科目や科目試験の日程など、スケジュールはどのように決めていましたか?

 スクーリングについては、これまでに憲法や民法といった科目は、公務員試験対策(法律科目試験がある)や職場の研修の一環で法科大学院の講義を受けたことがあったため、これまでに学習したことがない刑法や民事訴訟法などの科目を中心に受講しました。なじみのない科目は自主学習だけでは理解が困難でしたが、スクーリングで学習することができる点は、中大通教で学んですごく良かったところと感じます。またオンデマンドスクーリングでは、自分の都合に合わせて受講できる点もよかったです。科目試験については、レポート課題に合格した科目は、次の科目試験を必ず受験するようにしていました。はじめてオンデマンド試験を受験しようとしたときは、試験の実施要領をきちんと確認しておらず、土曜日に科目試験の申込みをしてしまって、試験会場で日曜日にしかオンデマンド試験が実施されないことを知り、通常の科目試験を受験したことがありました。通信教育なので、試験の実施方法や日程、また卒業要件の確認など、自身で入念に行う必要があると感じました。

最短でのご卒業ですが、学習をスムーズに進めることができたコツを教えて下さい。

卒業式の記念撮影スポットにて

 単位の取得方法として、科目試験以外にオンラインスクーリング・試験などの方法でも取得することができることは、(確認不足により)よくわかっていなかったため、科目試験(オンデマンド用問題)での単位取得となりました。単位を取得するために、何よりレポート課題をこなし科目試験を受験することができる状態にすることを心がけました。また、自主学習だけでは難しそうな科目について、オンデマンドスクーリングを受講するようにし、1回目はさらっと、2回目を復習とし、スクーリング授業を2回見ることで理解を深め、試験に臨むようにしました。

中大通教で体系的に法律を学んだことで、ご自身に変化はありましたか?また、お仕事や日常生活にどのようなメリットがありましたか?

 仕事をするうえで、常に法律や条例の規定を確認・解釈することが必要ですが、中大通教で学習したことで、たとえば、条文の文言のみではなく、立法主旨などを考慮して解釈するといった、これまでとは違った視点で考えることができるようになりました。また、法学の勉強に限ったことではありませんが、知識はいつどこで役に立つかわかりません。何年も前にさらっと見た資料に書いてあったことをなんとなく思い出し、今の仕事に役に立ったということも、これまでに何度もありました。中大通教で学んだことで、すでに直接的に仕事の役に立ったこともありますが、今後の仕事や生活において、直接・間接に役に立つ日がきっとくると思います。

入学を検討している方にメッセージをお願いします。

満開の桜の下で

 無理なく自分のペースで学習をすすめられますが、決して甘いわけではありません。甘くないところは中大通教のいいところと思っていて、甘くないだけにしっかり学習できるところがおすすめポイントです。レポート学習が中心ですが、各種スクーリングが充実しているので、安心して学習に取り組むことができます。社会人で学び直しをしたい方にも、大学卒業資格を取りたい方にも、自信を持っておすすめできます。