卒業生の声梅本 樹 さん

「人生を変える8万円」で、物事の考え方や今後の目標についてなど、私は、間違いなく人生を変えるキッカケを与えていただきました。

梅本 樹  さん
  • 入学:2020年4月(3年次編入学)
    卒業:2022年3月
    就学時:40歳代
    居住エリア:神奈川県在住
    職業:会社員
    (2022年6月掲載)

法律を学ぼうと思われたきっかけを教えて下さい。

 仕事で民法分野に及ぶことが多くあり、法律の知識がないことで、どこか避けてしまうところがありました。また、法学部出身の同僚や後輩等と接すると、法的な考え方や資料の作成力など、非常にうらやましいと思うことも多く、40歳を過ぎても学んでみる価値はあるかと思い、「一度、チャレンジしてみるか!」と思い立ちました。私が入学したのが2020年5月で、ちょうどコロナ禍だったことで、懇親会等のお酒の機会もなくなり、タイミングとしては良かったです(笑)。

中大通教のレポート添削指導を受けた感想を教えてください。

 本当に、自分の考え方を変える良い機会になったと言えます。
私だけかもしれませんが、年齢が上がるにつれて、どこか自分の考え方が正しいと思ってしまう傾向があるように思います。自分の考え方をもとにレポートを作成し提出したところ、レポート構成や参考にすべき学説など、非常に詳細な添削をいただきました。その時は、正直なところ、「何がダメなのか?」と納得できない部分も多くありました。ただ、少しヒントを与えていただいた添削内容をもとに、改めて推薦図書や関係する学説などを確認すると、「そういうことか!」と気づかされ、また、レポート構成も、「確かに、言われてみれば・・」と自己満足の内容になっていたことにも気づきました。その時は、非常にうれしくなったのが、今でも記憶に残っています。
 添削指導は、どこか自分の考え方を軌道修正する「エッセンス」を与えていただいたような気がします。レポートは、何回も不合格になることがありました。その時も、「前回よりは良くなっています。もう少しです。」等、励ましていただくことも多く、インストラクターの皆様とのやり取りも楽しみの一つでした。

一番印象残っている科目とその理由を教えてください。

 やはりゼミ形式で開催される「演習」で学んだ「労働法」です。
 労働法は、サラリーマンには身近な法律ですので、一度、学問としてしっかり深く学んでみたいと思っていました。対面のゼミ形式ですから、色々な年齢層や勉強が進んでいる方々がいる中で、発表などは大丈夫だろうかと心配になっていましたが、そんな心配は無用でした。実際参加してみると、事前に報告資料の作成方法などを教えていただき、それに沿った形で作成できましたし、何より、遠くから参加されている方や色々な年齢層の方々がいることで、自分では気づきもしなかった指摘や質問をいただいたりして、和気あいあいとした中で、色々な角度から判例を検討しながら労働法の討議ができました。法律の勉強が楽しいと思わせていただいた労働法が一番印象に残っています。 

最短の2年で卒業をされました。学習時間の確保やスケジューリングはどのようにされていましたか?

 これが一番苦労しました。私は仕事柄、平日の帰宅は夜の22時ぐらいで、日曜日も仕事になることが多くありましたので、当初は3年間での卒業を想定していました。せっかく入学を思い立った訳ですから、「朝の出勤前1時間は必ず勉強」の習慣化を固く決意していました。睡眠時間が4~5時間にもなることもあり、冬は、本当に心が折れそうな時が多くありましたが、「言い訳を作らない。」と自分に言い聞かせて何とか耐えました。土曜日は休みになることが多くありましたので、「平日は参考文献などを読む、土曜日は図書館でレポート作成」というルーチンで2年間やりました。あとは、一般的には、年間の学習(履修)スケジュールを作ると思うのですが、私はあえて作りませんでした。突発の仕事が入ったりすると、想定スケジュールに狂いが出て、モチベーションに影響すると思い、あえて定期的に届く『掲示板』で直近のスクーリング予定を確認して、参加できそうなスクーリングを調整していました。結果的には、目の前の課題を追っかけていたら、卒業が目の前に迫っていました。

今でも記憶に残る通教でのエピソードを一つ、挙げてください。

 エピソードではないかもしれませんが、学生会支部の学習会や演習で出会った方々との出会いです。通信教育課程ですから、一人で勉強するものと考えてしまいますが、実際には、一人ではなかなか進みません。中大通教では、地域によりますが、学生会支部の活動(学習会)が非常に盛んです。私は、たまたま入学当初に、学生会支部の学習会に飛び込んでみたことで、色々な方と知り合い、学習方法などを教えていただくことができました。この学生会支部の学習会や労働法の演習で知り合いになった方は、法律を学ぶという同じ志もお持ちで、次の目標や夢を持っている方が多く、話をしていて楽しいですね。卒業後の今でもつながりのある方も多くいます。仕事以外でなかなか人脈が広がることがなかった私にとっては、思いがけない財産になりました。ちなみに、学生会支部の学習会は、中央大学の先生が講師をご担当されることも多く、直接、質問も直接できたりして、おススメです。

中大通教での学びは日常生活やお仕事にどのように活かされていますか?

 日常生活では、政治やニュースなど、問題意識を持って見るようになりました。そういう意味では頭を使う頻度が増えたような気はします。その反面、法律を多少なりとも学んだことで、理屈っぽくなったかもしれません(笑)
 仕事面では、労働法だけなく、民法を学んだことは非常に活きていると実感しています。また、レポート添削で指導を受けたことで、仕事上のメール作成にも変化があります。これまでのようなダラダラとした長文メールを作成しなくなりました。また、刑法や刑事訴訟法、行政法など、体系的に学んだことで、自分の仕事上の判断を行う際に、法的に大丈夫かと考える癖が付き、逆に変に悩まなくなったことで、スピード感をもった判断ができるようになってきたと思っています。

今後の夢や目標を教えてください。

 今の目標は、大学院で更に学びを深めたいと考えています。それが一番の目標です。
 ただ、その前にせっかく民法や行政法を学びましたので、行政書士資格の取得を目指したいと思っています。それが叶えば大学院を目指そうと思います。
身に付いた学習習慣は、卒業しても抜けないものですね。ダラダラしがちな休日を過ごすことなくなったのも大きな収穫です。

入学を検討している方にメッセージをお願いします。

 仕事が忙しくて大丈夫かなと思っている方や法律の勉強が難しそうで、入学を迷われている方は多いと思います。迷われている方は、ぜひチャレンジしてみる価値はあると思います。
 中大通教は、レポートの添削指導だけでなく、先生方との距離も近く、不明点等を解決できる機会が多くあります。「人生を変える8万円」で、私は、間違いなく、人生を変えるキッカケを与えていただきました。物事の考え方や今後の目標など・・・。在学中の、特に、卒業が見えてきた4年次の10月頃は、演習の授業も重なっていたことあり、仕事よりも週末が楽しみでした。今でも仕事よりも勉強が楽しいぐらいです。ぜひ新たな夢を描いてください。

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