卒業生の声保利 伸子 さん

法律を読んで解釈することに対して、抵抗なく取り組むことができるようになりました。

保利  伸子  さん
  • 入学:2016年4月(1年次入学)
    卒業:2020年3月
    就学時:40歳代
    居住エリア:青森県在住
    職業:国家公務員
    (2021年11月掲載)

現在のお仕事について教えてください。

 税務の仕事に携わっており、窓口での提出書類の受付、受付後の書類整理、入力などの事務を行なっています。そのほか、窓口や電話で税務に関する一般的な相談に対応しています。

入学してみていかがでしたか?

 高校卒業直後の方から御年配の方まで、幅広い年齢層、あらゆる職種の方々が学んでいらっしゃることに驚きました。高校卒業後、親御さんに負担をかけないようにとアルバイト収入を学費に充て、卒業を目指していらっしゃる方に感心しました。また、スクーリングの際に、看護師や福祉関係の仕事に就きながら激務の中で学習時間を捻出していらっしゃる方たちから、普段の学習時間の確保の仕方を聞いて励まされました。
 4年次のときの科目試験会場では、「卒業式で会いましょうね」と言葉をかけ合ったことがいい思い出になりました。 

レポートの添削指導を受けた感想を教えてください。

 レポート提出後、数週間経ってからWeb上でレポートの合否を確認し、不合格の場合はがっかりすると同時に、どんな指摘が書かれて返却されるのだろうと不安になっていました。ところが、いざ不合格のレポートが返却されて、おそるおそるレポートの添削をしてくださるインストラクターの方たちの指導内容を読んでみると、「この点とこの点はよく書けています。ほかにこの点についても学習してください。」「ここに注意してレポートを作成してください。」などの的確なアドバイスのあと、さらに「あと一息がんばりましょう。」「暑い日が続きますが、がんばってください。」などの言葉が添えられていて、感謝の気持ちとともに俄然やる気が湧いて、すぐにでもレポートを再作成しようという気持ちにさせられました。また、合格したレポートの指導内容の最後にも、「この調子でがんばってください。」などと書かれていたりして、更なるモチベーションになりました。  

学習時間の確保やスケジューリングはどのようにされていましたか?

 年度初めに1 年間のおおよその学習計画を立て、受講を希望するスクーリングを決めていました。短期スクーリングや夏期スクーリングの受講にあたっては、夏季休暇や年次休暇を取得して充てていました。スクーリングの前にレポート学習に取り組み、授業の理解を深めるようにしていました。スクーリング試験に手応えがあったにもかかわらず、終了直後に不合格のレポートが返却されたときがありました。そのときは、再提出のレポートの合格を目指して睡眠時間を削って取り組みました。その反省をもとに、なるべくスクーリング前までにレポートが合格できるように計画的にレポートを作成するようになりました。
 オンデマンドスクーリングは、レジュメや教科書にざっと目を通し、視聴を始めていました。その後、視聴した内容を参考にしてレポート学習に取り組んでいました。
 平日は、まとまった学習時間を確保できないことが多く、集中してレポートを作成することは難しい状況でした。そのため、少なくともレポート課題を読みレポート作成のための参考文献を探し、図書館のオンライン貸出の請求手続きをしたり、仕事の帰りに図書館に本を借りに行ったりするようにしました。休日には図書館に行くなどして学習時間を確保していたので、参考文献探しから始めるよりはスムーズだったと思います。  

中大通教で特に印象に残っている科目を教えて下さい。

 「演習」です。演習にはいくつかテーマがあり、私は刑法の演習を受講しました。授業の前に、予め希望する課題をいくつか選び、その後、自分が担当する課題を割り当てられました。演習の授業が秋だったので、夏期スクーリング中に中央大学の図書館に通って参考文献を集めてコピーし、夏期スクーリング後に演習のレポートを作成して担当の先生に送信しました。演習のスクーリング当日は、自分のレポートを発表し、ほかの受講生の皆様から質問を受けたり討議したりしたあと、先生が補足説明をしてくださいました。文献を集めることから始まり、レポート作成、発表、質問、討議までの過程は大変良い経験になりましたし、その後の先生からの説明でさらに理解を深めることができました。

保利さんは最短の4年間で卒業されました。集中的に学習を進めることができたポイントを教えてください。

 入学当初、「最短の4年での卒業を目指してみる」と決心して計画を立てました。「入学してからしばらく何もしないうちに半年が過ぎてしまった」などという話を聞いたことがあったので、まず"何か"を始めようと思い、4月に一般教養科目である「英語」と「文学」のレポートを手掛け、5月中に「導入教育」と「英語」のスクーリングを受講しました。
 1年次の9月に受講した「体育実技」のスクーリングで知り合った仲間に恵まれ、スクーリング後も情報交換させていただいたことが、その後の学習意欲を高めることに大きく影響したと思っています。
 スクーリングに出かける際には、職場で休暇を取得し、家を留守にしますので、職場の理解や家族の協力があったからこそ成し遂げることができたと思っています。  

中大通教での学びは今、どのように生かされていますか?

 職場での相談対応などの際に、通教で学んだことが直接生かされることがあります。また、法律を読んで解釈することに対して、抵抗なく取り組むことができるようになったと思っています。

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