卒業生の声呼斯 楽 さん

モンゴルから留学し、自分の国の法律と日本の法律を比較して勉強する面白さを感じています。

呼斯  楽  さん
  • 入学:2016年4月(3年次編入学)
    卒業:2018年3月
    入学時:20歳代
    居住エリア:東京都在住
    (2017年12月掲載)

モンゴルご出身ですが、日本に留学したきっかけを教えてください。

  日本に留学した理由は,日本が中国の近隣国で、アジアの先進国で経済大国だからです。明治維新以降、日本は継続的に法制度確立に力を入れ、大陸法と英米法の長所を取り入れて、法律のシステムを築き上げ、日本の経済発展に大いに寄与しました。私は日本の法制度を学ぶことを私の勉強の目標として、日本の有名な大学で法律を勉強しようと思いました。

中央大学という大学はご存知でしたか?

  はい、中央大学はモンゴルでも有名な大学です。せっかく留学するなら日本の有名な大学に行きたいと考えていました。いろいろな大学のカリキュラムを調べ、実際に雰囲気も感じてみようと大学にも行き、中央大学に入学しました。

単位修得の過程で、苦労したことや悩んだことを具体的に教えてください。

  留学生としては言葉の違いが一番大変だと思います。単位修得のために判例を読み法律用語になれるのは大変でした。でも、法律を勉強することは、日本語の勉強にとても有利だと思います。日本人の友達にも「難しい言葉をたくさん知っているね」と言われたことがあります。

スクーリングの思い出を教えてください。

  最初にスクーリングで勉強した法律科目は鈴木彰雄先生の刑法総論でした。最初は留学生として言葉に自信がなく、とても不安でしたが、鈴木先生はわかりやすい言葉で難しい判例を説明してくださり、授業内容も面白かったです。それからは言葉の心配がなくスクーリングを受講するようになりました。

東京工学院専門学校と併修されていますが、そちらの先生方からアドバイスや指導はいかがでしたか。

  専門学校の先生たちはとても優しく親切です。最初はレポートの書き方などがわからなくて、一通のレポートを何回も書き直しました。その都度専門学校の先生たちは、正しい専門用語を優しく教えてくれ、とても助かりました。

法律を学び、ご自身に何か変化はありましたか?

  考え方が変わったと思います。法律の勉強の中で学説を検討することはとても重要です。法律を勉強してからは、ひとつの事柄をいろいろな面から考えることが重要だと気づきました。

日本の習慣で驚いたことはありますか?

  最初日本に来たときは、リンゴやみかんなどの果物はキロで売るではなく、個数で売っているのはビックリしました(笑)。

日本で法律を学びたいと思っている中国やモンゴルの方をはじめ外国人の方にアドバイスをお願いします。

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友達の結婚式のため⺠族の服でモンゴルの⾃宅にて。
 

 留学生として言葉は一番心配かもしれませんが、日本へ来るときに事前に少しでも自分の国の法律を勉強して、日本にいるときは、自国の法律と比較して勉強するとさらに面白さを感じると思います。

今後の目標を教えてください。

  今は大学院進学を目標に一生懸命勉強しています。修士課程を修了した後で、博士課程に進学し、将来は大学の研究者になって,生涯、法律の研究を続けていこうと考えています。

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